唯一公開できるガチのお菓子レシピを教えるね
昔からお菓子作りが好きで、何回か差し入れされたことがある人ならどれくらいのものなのかは知ってると思う。何なら、自分専用のお菓子のレシピノートを持っている。
家にはたくさんレシピ本があるが、それが自分の手際とオーブンの性能に合うかどうかは分からない。それで、納得いくまで色んなレシピを試して組み合わせて、ようやくできたものをノートに万年筆で書くのが習慣になっている。今数えてみたら、そんなお菓子のレシピが20を超えていた。大分溜まってきた。
ただ、あくまで色んなレシピを組み合わせて作ったものなので、公開しようにもゴリゴリ著作権に引っかかる。絵で言うなら、各顔のパーツを色んな資料からトレースして作り上げたキャラクターのようなものだ。個人で楽しむ程度にしか使えない。
ただ、その中でも研究しすぎてほぼ原形をとどめていないレシピがあった。この際だから紹介しようかと。
【ガチのマカロン(フレンチメレンゲタイプ)】
マカロンって難しいのよ。材料費は大したことないんだけど、デパ地下で売られてるあいつらがお高いのはひたすら手間賃なんだなっていうのが分かる。ちなみにこのマカロンのレシピ、他のレシピに比べて成功率が低いです。ただ、よくネットでみかける「絶対成功するマカロン」っていうのはあまり美味しくない。水分量で生地が左右されないように、粉砂糖が多めに入ってるんだと思う。
味や食感を考慮しつつ、ギリギリ成功できる分量がコレです。まあ挑戦してみてよ。そしていいやつが出来たら是非報告してほしい。この工程全部覚えるだけでも大変なのに、実際作ってみる人がいるならとても嬉しい。ましてや自己流のレシピに手間かけて付き合ってくれるなんて、普通に凄いと思う。味は保証するよ。
材料(マカロン14個分くらい)
*ココア
卵白 65g
グラニュー糖 25g
乾燥卵白 1g
アーモンドパウダー 50g
ココアパウダー 7g
粉砂糖 90g
*フランボワーズ
卵白 55g
グラニュー糖 25g
乾燥卵白 1g
赤い色素 耳かき1/2杯
アーモンドパウダー 50g
フランボワーズのドライ粉末 3g
粉砂糖 90g
*中身のガナッシュ
ごめん、ここオリジナルじゃないわ。ナカザワ見てくれ。
https://www.nakazawa.co.jp/chiebukuro/?mode=chiebukuro11
ちなみにケーキやチョコ関連なら、凝ったレシピ本よりよっぽどナカザワ(生クリームのブランドね)のレシピサイトの方がおすすめ。材料がシンプルすぎて不安になるけど、結局色々やって試食してみてナカザワのレシピに戻ってくることが多い。ちょっとお酒入れるとか全粒粉使ってみるとかいうレシピより結局ナカザワの方が美味しい。ちょっと悔しい。
①まず、卵白のコシを切る。材料の分量より2割多い卵白を用意する。コップにラップを敷いて作った窪みに卵白を流し込み、巾着のように包む。これを輪ゴムで止め、においが移らないようにジップロックに入れて冷凍する。
②解凍したら、ボウルの中で箸で泡立てないように卵白を切る。
③フライパンか鍋に水を張り、50℃~60℃にする。
④50℃をキープしてその中でボウルに入れたまま卵白を湯煎し、切り混ぜる。
⑤5~10分でサラサラになったら、目の細かいザルで濾す。
⑥粉類は合わせておいて2回ふるう。ココアパウダーとかフランボワーズの粉末も粉類にカウントして。
⑦別のボウルにサラサラの卵白と乾燥卵白を入れてハンドミキサーで高速で泡立てる。
⑧角が立つほどになったらグラニュー糖を3回に分けて加える。間違えても一気に入れるなよ。メレンゲがドロドロになって①からやり直しだ。
⑨更に泡立て、しっかり固く角が立つまでにする。本当は最高に固くなる手前がベストだけど、心配な人はとにかく最高に固くしといてOK。
⑩⑨に粉類の半量を加えてゴムベラでさっくり混ぜる。メレンゲが潰れないように注意。何なら完全に混ざってないまま⑪に進んでOK。
⑪残りの粉類を加えてさっくり混ぜる。メレンゲ潰すなよ。
⑫マカロナージュ(生地を軽く練って泡を整える)する。さっきまでメレンゲ潰すなって言ってたのに潰すんかいって思うかもだけど、少しでいい。ゴムベラの平で3回生地を潰すだけ。それ以上はダメだ、生地が膨らまなくなる。ナージュ後の生地の固さがどれくらいがいいのかはYoutubeにいっぱい参考映像あるから見てくれ。
⑬クッキングシートに、直径3.5cmの円を作りたいマカロンの個数×2個分コンパスで書いておく。それを天板に敷いておく。直径1cmの丸金口をつけた絞り袋に生地を入れ、直径3.5cmほどの大きさの円になるように絞る。
⑭生地の表面が少し乾燥し、つついても指に生地が付かない状態になるまで置いておく。(30分程度。ここの乾燥が足りないと焼いたときに膨らまない)
⑮160℃に予熱したオーブンで130℃で15分焼く。
↑言っている意味が分からないと思うから聞いてくれ。最初だけ少し高めの温度で、後は少しずつ温度を下げながら焼いていきたいスタイルに大抵のレシピがなっている。ただ、180℃で1分、140℃で10分で120℃で3分とかしてると、一瞬オーブンが消えて温度を変えるときにもたもたしてると生地がしぼむ。そこで、高めの温度で予熱しておいたオーブンに低めの温度で設定して焼く方法を編み出した次第。
⑯生地が焼けたら、少し粗熱を取れたタイミングでクッキングシートから生地をはがしてみる。ペロンと抵抗なく取れたら完成。少しでも生地がクッキングシートにくっついてたら、1、2分追加で焼く。焼きすぎると色が悪くなるので注意。
⑰ナカザワのガナッシュを詰めろ。
完成!
大抵最初は上手く焼けないと思う。症状ごとに原因が分かるから、参考までに。
・ざらっとしてて固い→卵白が少ない、冷たい、ナージュ不足
・最後にひび割れした→乾燥不足、卵白が新鮮でコシが切れてない
・ピエが出ない(生地の端のもこもこしてる部分)→焼き不足、オーブン温度が低い
・泡立って表面がぶつぶつ→メレンゲの泡立て不足、卵白が多い
・膨らみすぎてヒビが入った→ナージュ不足
急にガチなレシピを書いてみたけど、やる人いるのかなコレ……。可愛いの代名詞みたいなお菓子が実は「手間」で出来ている構図を是非味わってほしい。出来たら自慢できると思うよ。
今日はこの辺で!またレシピあげるかもー。
今日の甘味フォルダ
Tea House TAKANO(神保町)
紅茶専門店。スコーンが温かくて美味しい、手間暇っていうキーワードだったら真っ先にここが思い浮かんだ。
色んな茶葉があるんだけど、マスターがフレーバードティーが嫌いらしく(香料が入っているため)、ストレートの茶葉しか置いていない。そのかわりどれも確実に美味しい。お土産に茶葉を少し買って帰ったけど、どこぞの高級茶葉より味が分かりやすくて素直に美味しい。特徴的な味がするので、アイスミルクティーにもおすすめ。
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